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2023年09月30日
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2023年09月02日
熊本日日新聞「防災心得」記事監修
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はじめまして

「しほの部屋」へようこそ。

「災害」「防災」・・・あなたはどんなイメージがありますか?

わたしは、「なんとかなる」「まさかわたしが」「誰かがしてくれる」と受け身でした。
だって忙しいから。シングルマザーだから。女性だから、と何の備えもしていませんでした。

でも、わたしの故郷、宮城県多賀城市で2011年3月11日、東日本大震災で自宅が大規模半壊し被災して自分の甘えに後悔しました。
わたしは親なのに、子どもを不安にさせてばかりでした。
まわりの方に助けてもらうばかりでした。

だから「備え」をはじめ、「防災士」の資格をとりました。

さらに「男女共同参画」の世界を知り、くらし目線でどんな立場の人でもできる「防災」「減災」「備災」をまわりの人たちに伝えていました。

そうしたら、移住先の熊本県で2016年4月14日、16日、熊本地震を経験しました。
2度目の大災害は、ふだんの備えがとっても役にたちました。子どもにきちんと向き合え、子どもを安心させることができました。

でも、東日本大震災でわたしが困ったことが熊本地震でも困っているのを見て、繰り返されていると悲しくなりました。
最近頻繁に起きている災害も同じで、備えをしていたら、避難所の環境がもっとよかったら、と思わずにはいられません。

でも、残念なことに人は経験して困らないと気づけません・・・

だからこのホームページをつくりました。
「やっておけばよかった」と後悔する人が減らせるように、わたしの経験や防災術、情報が何かお役にたてたらと思いました。

そして、このホームページをUPしようとパソコンに向かっていた2019年1月3日、わたしの住む和水町に震度6弱の地震が発生!
「えっ!?また・・・」
でも、これが災害なんです。
「忘れたころにやってくる」・・こんなにも大きな地震を何度も経験させられるということは、これはわたしの使命なんですよね。

災いから学んだ教訓を忘れずに伝える「忘災」が、わたしに与えられたライフワークだと改めて痛感しました。


「防災の大事さはわかっている」・・・
でも、「いつかやろう」と思っているあなたに。
「わたしは弱い立場だから」と声をかけてもらえるのを待っているママや高齢者に。
大災害の現場の生の声を、経験を伝えたいです。

大災害では、行政も自治会の会長さんもみんなが被災者になります。
支援者も被災者なのです。
だから、1人1人が自分でできることは自分でやってほしいのです。
「生きる力」をどんな立場の人もつけてほしいのです。
けっして難しいことではありません。
防災はやれることをそれぞれの形でやればよいのです。
完璧や正解をもとめなくてよいと思います。
ムリなく続けていけることを見つけませんか?

1人でできない時は「互近助」
ご近所さんや友人などあなたのまわりにいる人たちといっしょに進めてみませんか?
ふだんの人間関係が災害時にそのままでます。
困った時に「助けてください」と言える、SOSを出せる相手をつくってほしいです。
そんな人とつながりや仲間は、いざ、という時の安心感と力になります。
熊本地震で、わたしがそれを実感しました。

わたしは講演会の最後に、わたしが東日本大震災の後元気をもらった歌「花は咲く」を参加者のみなさんと歌います。
なので、『歌うママ防災士』というキャッチコピーをつけました。
そんなわたしらしい伝え方で「忘災」の種まきをコツコツしています。

わたしがまいた種から、たくさんの「備え」という「花が咲く」ことを願って・・・

2019年1月4日
歌うママ防災士 柳原 志保より

【キャッチコピーリニューアル】

親しみやすいように、呼び名と服装(エプロン)を統一しました。

2021年1月1日
歌う防災士 しほママ